ウェブサイトを運営する場合、最近ではサイトだけではなく、そのサイトの管理・運営を行う人が、ソーシャルメディアでのアカウント運営も行うようになりました。これはサイトの知名度を上げたり拡散性を上げるだけではなく、多くの情報を共有したり、サイト閲覧者と優良な関係を作り上げるため、ブランディングのためなどで行われているものです。
ウェブサイト運営の場合、これからソーシャルメディアを構築していく場合、どうするのが良いのでしょうか。
まず、どのソーシャルメディアを使うのがいいか、を考える必要があります。例えばFacebookは中高年の男性が多く、インスタグラムは若いトレンドを意識した女性が多い、など、SNSごとに傾向があります。また、それぞれに規約や活用する方法が違うので、時にサイトコンテンツの一部をSNSに掲載するかのように運用する必要も出てくるでしょう。このため負荷が高くなりがちなので、最終的にはそのサイトがどのような人にアプローチしたいか、という事を考えた方がいい場合もあります。
次のステップは、それぞれのアカウントを取得することです。これはサイト名やアカウント名、ドメイン名などで取得しましょう。訳の分からない独特の文字列である必要はなく、時にSNS運営のためにちょっとひねったアカウント名を取得する必要があります。
そして、それぞれのアカウントから、サイトへのリンクを貼ります。これがSEOに大事なことなので、必ず行いましょう。また、それぞれのアカウントが適切にどのサイトのSNSなのかという事を伝える事も出来ます。出来ればそのウェブサイト内からも、SNSアカウントがどれか紹介するページや内容を設け、そのページに当ウェブサイトのソーシャルメディアはこれ、という掲載を行いましょう。
正しい運用については様々なアカウントごとに違いがありますが、原則として違法行為や違反行為、また他人を侮辱したり、セクシュアルな内容を広く伝えるようなコンテンツは掲載しないようにしましょう。また、様々な人から返事がきますが、時に返事をするかどうか、どういう基準でユーザーと交流を持つか、などの運営に関する基準を決めたいところです。中には批判的な意見・侮辱的な言葉を投げつけてくる、いわゆる荒らしというようなアカウントもありますので、そういったアカウントにもいい顔をする必要はありません。
最後に、定期的にそのウェブサイトの更新情報などを流し、サイトコンテンツへの来訪を促すのがソーシャルメディアの大事な運営です。