メタディスクリプションとは、検索をしたときの結果のタイトルに続く内容の概要のような記述のことで、HTLM内に100文字程度の文字で書かれています。一つのページ内に検索結果が現れた時に、概要も書かれていれば自分が知りたかった情報がこのタイトルのウェブサイト内にあるということがわかり、クリックされやすくなります。メタディスクリプションを設定すると、その文章の中に検索した言葉が太字で書かれて出てくるのですが、検索ワードが二つ以上ある場合、その全部が太字になっていれば、ユーザーはそれが一番自分の検索内容に合っているということで認識されます。
メタディスクリプションは、必ず設定しないといけないということではありません。しかし設定しなければ、検索エンジンがそのサイトの中から拾った文章で自動的に設定されるので、不自然な文章になる可能性が高くなります。設定する場合はパソコンなら120文字程度で、スマホなら50文字程度が適切です。
ウェブサイトを作るにあたってメタディスクリプションを設定する方がクリック率は上がりますが、SEO対策として検索結果が上位に来るように効果的な文章にするにはどうしたらよいのでしょうか。
検索エンジンは、検索のキーワードがしっかりと入っているサイトから順位をつけて表示をしていくので、タイトルにも概要文章のどちらにもキーワードを含めた文章にすることが大切です。また120文字程度の短い文章でも「何々について」などというものではなく、サイトに書かれている内容が端的に書かれている方が検索する人にとってわかりやすいので、ウェブサイトの内容をよりわかりやすく描くということも重要になってきます。文字数に関してはタイトルなら35文字、概要なら120文字を超えると、その先は点々で表され途切れてしまうので、できるだけ文字数の中に納めるようにすることでユーザーに内容を伝えることができます。
さらに、数字や記号を入れるのも効果的です。おすすめ何選とか従来の製品と比較して何%も吸収率が良くなった、など数字や記号を入れることで「本当?」とか「どういう理由?」などとユーザー側が興味をもつことが多くなるので、クリックしてもらいやすくなるからです。
ウェブサイトの訪問者数が少ないと感じた時は内容の改善も重要ですが、まず一番初めにユーザーの目に飛び込むタイトルやメタディスクリプションの改善箇所を探してみるようにすることが大切です。